5月22日（土）に北島政樹先生メモリアルシンポジウムがWebで開催されました。 北島政樹先生は慶應義塾大学外科学教室の前教授であり、慶應義塾大学が内視鏡外科に関する研究に力を入れていたこともあり、当教室もかねてよりご指導いただいていた先生です。当日は北島先生の三回忌ということもあり、日本・ハンガリー・ポーランドの3国が中心となってこの国際シンポジウムが企画されました。

 

本シンポジウムでは猪股教授が「Visit the past and imagine the future of endoscopic surgery-in memory of Dr. Masaki Kitajima」のタイトルでご講演されました。講演では、前半のVisit the pastで北島政樹先生との思い出や教室が主導して行った多施設共同無作為化比較試験であるJCOG0404試験（Lancet Gastroenterol Hepatol 2017）の結果などを紹介され、後半のImagine the futureでは、最先端のAIナビゲーション手術などについて、ご講演されました。